税込価格: 624 円
こちらの商品は、鯖の糠漬け(こんかさば・深漬けへしこ)の糠床で生のサバを漬け直した浅漬けとなっております。深漬けへしこほど塩分が強くないため、軽くぬかを取り除いてから焼魚の要領で焼いてお召し上がり頂くと、米糠の香ばしさが口の中いっぱいに広がります。
「糠さばの浅漬け」は、生の原材料を熟成された糠床で漬け直した商品なので、それほど塩気は強くなく、香ばしい焼き魚として御飯のおかずにぴったりの商品です。
「さばの糠漬け『能登衆』(こんかさば・へしこ漬け)」は、鮮度の良い魚の身をさばき、塩蔵によって余分な水分を抜いたサバを、たっぷりの米ぬかに山椒と唐辛子を加え、十分な重石をしてじっくり寝かせて作ります。充分に身が締まった時点で塩から起こして米糠に合わせ、約1年半以上寝かせてようやく完成するのです。
「いしり」の製造でも行っている2年以上の歳月をかけた発酵熟成ですが、糠漬けも同様に、先祖代々伝わる伝統の作り方で熟成を行っています。
現在でも小木の遠洋イカ釣り船の漁師は、出漁前にカネイシのサバの糠漬け「能登衆」を船に積み込んで漁に出ます。
これぞ日本のスローフード。カネイシの鯖の糠漬けからは能登の伝統的な発酵文化の息吹を感じることができます。
原材料名 | さば(ノルウェー産)、米糠、食塩、山椒、唐辛子 |
内容量 | 2枚入 |
賞味期限 | 出荷日から90日 |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下)で保存してください。 |
製造者 | 有限会社カネイシ |
お問い合わせ先 |
有限会社カネイシ 石川県鳳珠郡能登町小木18-6 TEL 0768-74-0410 |
栄養成分表示 |
100gあたり推定値 エネルギー 222kcal、タンパク質 19.1g、脂質 16.0g、炭水化物 0.5g、食塩相当量 0.9g |
店の目の前は、世界農業遺産・能登の里海
世界農業遺産に選ばれた石川県・能登半島に位置する小木港は九十九湾(つくもわん)の南側に位置する大きな港です。カネイシは、なんとこの小木港から徒歩10秒!店の目の前が海という絶好の環境に位置しています。
そんな当社がお届けする商品たちは、荒海を生き抜く漁師の知恵や、秘伝の味を今に伝える独自製法で仕上げられたものばかり。地元の方はもちろん、日本各地のみなさまにご愛顧いただいています。
秘伝の味を守る、昔ながらの製法
商品の味を決めるのは、鮮度はもちろん、私たちの加工技術でもあります。特に近年注目が高まっている、奥能登に伝わる”発酵製法”は様々なメディアでも話題の魚醤油「いしり」や「いしりポン酢」「魚醤いしりらーめん」などの商品に活かされています。
「いしり」自体は完成までに1年以上の熟成期間を要しますが、地元に伝わる味わいを大切に、昔ながらの製法にこだわって手間ひまかけて製造しております。
能登の荒海にたたずむ小木港は実は知る人ぞ知る”イカの名産地”です。その生産量は、函館・八戸とともに“イカの三大産地”に数えられるほど。小木港ブランドとして名高いのが「船内一尾凍結イカ」、略して「船凍イカ」。
日本海の公海上で操業するイカ釣り船の船上で、釣りたてのスルメイカを1パイずつ急速凍結。そのため、解凍後も最高の鮮度感でご賞味いただけるようになっております。
小木の船凍イカの歴史は古く、昭和40年代後半の冷凍能力を備えたイカ釣り専業船まで遡ります。その後、昭和50年代半ばに『船内一尾凍結』の技術を開発し「小木の船凍イカ」として獲れたてのイカの味を皆さまにお届けすることが出来るようになりました。
カネイシで扱うのはこの「船凍イカ」に代表される、こだわりの素材ばかり。うまさの決め手は、海産物そのものの持つ良さといっても過言ではありません。